整形外科の看護師のやりがいって？

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整形外科の看護師のやりがいって？

整形外科 看護師のやりがいが何かわからないというあなたと一緒に考えていきたいと思います。

整形外科 看護師にやりがいはあるの？

整形外科 看護師の仕事のやりがいは何でしょうか？

他の外科的病棟や内科の看護師からは整形外科の看護師は若い患者が多いしパス適応も多いからという理由で楽というイメージを持たれることが多いですが、それは違います。

確かに内科や癌系の手術をする他の外科に比べたら点滴治療の数は少ないと思います。

しかし整形外科のイメージの若い怪我をした患者さんも少数です。骨粗鬆症で骨折した高齢者が大半です。

患者層の高齢化に伴い大きな侵襲を伴う整形外科の手術の術後の全身管理はとても難しく重要なものになってきていますし、内科的既往もたくさんあります。

整形外科の看護師が骨だけをみていればいい時代は終わりました。

その中で、もちろん骨・筋肉のスペシャリストでないと看護をすることはできません。可動域や禁止肢位は頭に叩き込まなければなりません。

例えば車椅子移乗の看護業務はどの科でもあります。転倒転落に注意しながらすることが必要であり、難しい介助です。

その車椅子移乗を整形外科の看護師は片足が使えない状態の患者さんがいかに安楽に・安全に移乗できるかを瞬時に判断し骨や筋肉の動きを考えてＡＤＬの拡大も考えた上で介助をしていきます。

整形外科は全身の骨・筋肉・神経が含まれますから様々な症例があり専門的知識も問われます。

看護師は薬の治療やバイタルチェックだけではありません。

患者さんの全身状態の管理と自分の科の専門性を含めた看護により患者さんが安全で安楽に過ごせるように看護をすることでやりがいは生まれるのではないでしょうか。

整形外科の看護師がやりがいを感じるときは

整形外科の看護師がやりがいを感じるときはどんな時なのでしょうか。

いろいろな答えがあると思いますが、私は患者さんが目に見えてどんどん元気になっていくことではないかと思います。

整形外科の患者さんは動けない状態で痛みとともに入院されます。

手術直後は全身麻酔後の急性期の管理となりますし、整形外科の手術って外科や婦人科の手術より出血します。骨から血は作られるのにその骨を切ったり付けたりするのですから。

術後は輸血管理も必要となり、全身管理がとても難しいです。

しかし、そんな大手術にも関わらず手術の翌日からＡＤＬ拡大のリハビリへ移行していきます。

大きな足の手術であっても、３日後には車椅子に乗って、数日前まで全く動けない状態だった患者さんが数日もすればどんどん動いてベッドから離れていきます。

手術の日を担当して数日休暇で次に出勤した時には点滴もすべてはずれて自分で車椅子をこいでいる姿を見た時の感動は本当に大きいです。

意思疎通がとれる患者さんが多いこともひとつかもしれません。一緒に話して、向き合って、励ましあいながらつらいリハビリを患者さんとともに頑張っていきます。

ストレッチャーで入院してきた患者さんがリハビリを頑張って、歩いて退院する姿を見ると整形外科の看護師をやっててよかった、頑張ってよかったとやりがいを感じます。

整形外科の看護師のやりがいを感じるためには

病院によっては内科や外科がしんどくて職場に行くことが難しくなった人が整形外科に異動することが多いという話を聞いたことがあります。

でもそれは、仕事が楽だからではなく整形外科の看護師は目に見えて患者さんが元気になる姿をみることができてやりがいを感じることができるからではないかと思います。

日を追って患者さんと一緒に元気になる、笑顔になることができる科ではないでしょうか。

やりがいが見えなくなった時、一歩外へ出て他の科をみてみることも一つの選択肢だと思います。

また同じ整形外科でも手術もあり夜勤もある総合病院や専門性が強いクリニックなど同じ整形外科でも選択肢は様々です。

自分がどんな専門性をもってやりがいを見つけたいかをポイントに病院を探してみたらよいと思います。

それでもなかなか専門性を決めるのが難しい、どんな整形外科の看護をしているかわからないなど困ったことがあれば転職サイトに登録するとコンサルタントが代わりにポイントを押さえた案件を紹介してくれますよ。

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